2011年 04月 23日
東亜飯 |
東アジア水田稲作地帯の食文化は、結構シームレスに混ぜる事が出来るのですね。ブラジルにも即席麺があるにはあるが、日本のメーカーが完成された即席麺ナルモノを持ち込んだのが始まりで、受け入れる下地が無かった様な感じ。それに較べると東アジアの即席麺は奥が深い。
これに真っ向勝負をしていたのが、サリーナス辺にあったCaliforniaRahmenとかいうメーカーのFrenchOnion味だったのだが、無くなってしまった。オニオンパウダーとチーズフレーバーをどさっと入れて、いかにも米国のジャンクフードという感じだったのが、マルチャンかニッシンに買収されてしまったらしいのは残念。
尤もYumyum麺も国外販売元はオランダ商社なのだが、製造元はAjinomoto傘下だ。20世紀が植民地の時代なら、21世紀はWTOの時代である。TPPでますます東亜は米国の裏庭になるかというと、これからは中国大陸の即席麺が面白そうだ。
by dehoudai
| 2011-04-23 13:04
| たべもの
|
Comments(2)