2011年 03月 07日
国境 |
アルジャジ−ラの紙面に「国境無き中東」という記事があった。エジプト/リビア初め中東の国境が直線になっているのは、白人キリスト教徒がセム族の地を植民地にしようとした名残であって、住民とは無関係に決められている云々。
大体「近代国家」なるものが19世紀に白人キリスト教徒が近代技術で戦争を大量殺戮の場にしたことで出来上がったものであり、その白人キリスト教徒が「近代国家」などと言っていては、オマンマの食い上げだということで、EUなどと言い出しているのだから、ムスリム諸君も「近代国家」にとらわれることは無い、という主張も成り立つのだろう。
我々日本人は古来国境もへったくれも無い、「大海原の彼方には身の丈十丈余の海老も住んでいるだろう。」くらいで、海中の蓬莱島に有難く暮らして来たので、国境と言われても目を白黒するばかりだ。
先年も「ウズベキスタン東部、キルギスタンとの国境地帯で自爆テロか」というニュースに接して、その辺りの地図を見てみたが、さっぱり訳が分からないのであった。しかしこちらの方がまだしも古来のキャラバンルートなど、住民の暮らしから形作られたもので、直線の国境程いかがわしくはないのかもしれない。
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拿捕
by dehoudai
| 2011-03-07 21:26
| にゅーす
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