2011年 01月 03日
正月渋滞 |
一方こちらはシアトル郊外の2日10:39。片側6車線の自動車道路は「前の車がブレーキをかけたら、こちらもブレーキをかけなければならないのを渋滞と言う。」状態。
実体経済が崩壊しているのに、唯一の経済大国として世界に君臨しているのは、国民が額に汗して働いている所為ではなく、リーマンショックで見た通り、「高度金融技術」によるものだ。そのお陰で国民は「日本式渋滞」知らずの快適な暮らしを続けている。
「高度金融技術」というと、何やら難しそうだが、なんのことは無い、「バクチのツケのタライマワシ」と考えれば、清水次郎長物語の頃からあまり変わらない。米国内でタライマワシが行き詰まったので、「金融国際化」という事で、ツケの回し先を世界に拡げようと言うのだ。
WTO体制も結局、世界の実体経済を、高度金融技術に従属させることで、世界経済を征服しようとするものだろう。ニッサン・マツダからJTに至るまで、日本のあらゆる産業で「外資化」が進んでる。それにも関わらず「年貢は役人の収入」「税収が足りなければ借金」と、この国を食い尽くす輩には反省が無い。
このまま財政赤字が膨らみ続ければ、最後は国ごと中国に身売りするしか無いだろう。
by dehoudai
| 2011-01-03 15:18
| まちづくり
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