2010年 11月 11日
海上特攻隊 |
倭冦の特攻漁船が巡視船に体当たりをしたんだか、倭冦の巡視船に愛国漁船が特攻を仕掛けたんだか、という動画がニュースになっている。振り返って一番お間抜けなのは、自分の首惜しさに、とっとと起訴しなかった那覇地検と、自分の首惜しさに、とっとと有罪判決を出して、船長さんを追っ払っちまわなかった、那覇地方裁判所だ。
次にお間抜けなのは、そうした官僚群を50年掛かりで育て上げ、果ては官僚でなく首相の責任を問う、自由主義とも民主主義とも縁の無い国会議員。植木等の「スーダラ節」を一番ちゃんと聞いていたのは、営利企業の従業員ではなくて、座っておれば給料が出た、これらの人々だったのだ。
それに付けても、肝に銘じておかなければならないのは、言いたいことが言える現在の日本は、東アジアでも例外的に恵まれた国だという点だ。ノーベル平和賞受賞の劉暁波氏の周辺始め、粉ミルク問題を追及するおばさんまで、中国政府に異議申し立てをする不平分子は、陸続と当局の保護下に置かれ続けている。
かっては韓国も戦前の日本の様に、言いたいことが言え無い社会だった。社会の仕組みが変わっても、都合の悪いことには頬かむりという人種は、世界中の何処にでも居るもので、韓国の新聞が社会の木鐸であることは、新聞・テレビの許認可権を官僚が握ったままの日本よりは進んでる。
台湾も一昔前までは、特高警察の天下だった。戒厳令後の「新寶島康楽隊」には、そうした「自由に歌える喜び」があふれている。「日清戦争」「霧社事件」などを主題にした最近の台湾映画にも、国の都合ではなく、個人の視点で歴史を振り返る自由が輝いている。この喜びは最近の日本人の忘れてしまったものでは無かろうか。
次にお間抜けなのは、そうした官僚群を50年掛かりで育て上げ、果ては官僚でなく首相の責任を問う、自由主義とも民主主義とも縁の無い国会議員。植木等の「スーダラ節」を一番ちゃんと聞いていたのは、営利企業の従業員ではなくて、座っておれば給料が出た、これらの人々だったのだ。
それに付けても、肝に銘じておかなければならないのは、言いたいことが言える現在の日本は、東アジアでも例外的に恵まれた国だという点だ。ノーベル平和賞受賞の劉暁波氏の周辺始め、粉ミルク問題を追及するおばさんまで、中国政府に異議申し立てをする不平分子は、陸続と当局の保護下に置かれ続けている。
かっては韓国も戦前の日本の様に、言いたいことが言え無い社会だった。社会の仕組みが変わっても、都合の悪いことには頬かむりという人種は、世界中の何処にでも居るもので、韓国の新聞が社会の木鐸であることは、新聞・テレビの許認可権を官僚が握ったままの日本よりは進んでる。
台湾も一昔前までは、特高警察の天下だった。戒厳令後の「新寶島康楽隊」には、そうした「自由に歌える喜び」があふれている。「日清戦争」「霧社事件」などを主題にした最近の台湾映画にも、国の都合ではなく、個人の視点で歴史を振り返る自由が輝いている。この喜びは最近の日本人の忘れてしまったものでは無かろうか。
by dehoudai
| 2010-11-11 11:38
| きせつ
|
Comments(0)