2010年 05月 11日
ガーベラ |
お見舞いというのも消耗なので、子供らに託そうと思ったのは、街角で目に留まったガーベラだそうだ。「やっぱりガーベラでしょ。」と。高校時代にテーマだった花だそうな。あのころは、まあ無邪気にそうした他愛も無いことを面白がっていた年代だった。
あれもしなくっちゃ、これもしなくっちゃで、頑張っているのなら良いが、本人が「もうこの辺で、お先に。」と言ったところで、医者が許してくれないのも心配だ。何せ主治医が自分の弟で、国立がんセンターの元内科部長だと、患者の言うことなど聞かないかもしれない。先刻息子殿が来たので「いやーお疲れさん、って感じ?」と聞くと、「本当なら去年の三月で終わりだった。」そうだ。
by dehoudai
| 2010-05-11 13:32
| きせつ
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