2009年 12月 28日
阿字ケ浦駅 |
小生の姉の一人は昭和8年新京生れ。平仮名で「ます子」と書くが、湊鉄道は大正2年開業、昭和3年全通ということだ。様々な時代があったのだろう。
川瀬巴水は昭和21年から24年に掛けて、茨城県の風景を何点か残している。涸沼の2点と河原子は渡邊庄三郎から後刷りが出ているので、購うことが出来るが、「水戸大野」と題する一点も印象的だ。当時水戸から海へ出るには湊鉄道しかなく、巴水もこれを利用したのではないかと思う。鉄道の車窓からは、それが出来たときの「時代の精神」の様なものが感じられるので、一度ゆっくり乗ってみると面白いはずだ。
by dehoudai
| 2009-12-28 00:06
| まちづくり
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