2009年 11月 08日
国家の威信 |
岩国駅で、岩徳線切り離しの際に目に留まった、かっての栄光の日の名残である。日清戦争には間に合わなかったが、山陽本線は明治34年には下関まで開通し、日露戦争の折には威力を発揮した。朝鮮鉄道・満州鉄道・シベリア鉄道と繋いで、ロンドンまで行けた時もあるのだ。
国鉄民営化の折の負債17兆円は、そうした国家の威信の代価だ。民営化したからといって、私鉄と駈け競べをすれば、カーブから飛び出して、マンションの駐車場に突き刺さってしまうのだ。
ソヴィエト崩壊後の東欧でも、鉄道からかっての「国家の威信」を眺めると何やらさびしい。
国鉄民営化の折の負債17兆円は、そうした国家の威信の代価だ。民営化したからといって、私鉄と駈け競べをすれば、カーブから飛び出して、マンションの駐車場に突き刺さってしまうのだ。
ソヴィエト崩壊後の東欧でも、鉄道からかっての「国家の威信」を眺めると何やらさびしい。
by dehoudai
| 2009-11-08 18:32
| まちづくり
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