2009年 07月 22日
天道教中央大教堂 |
堂守の方に話を伺うと、「総督府の仕事をしておいでなので、立派な建物を考えてくれそうだ。」ということで中村に設計を依頼した、というぐらいしか話は伝わっていない様だ。宗教家は建築デザインの蘊蓄にはあまり興味が無いのらしく、「竣工当時ここと明洞大聖堂が京城の巨大建築の双璧だった。」ということだ。中村與資平先生は、先代の蔵前国技館に鉄骨造大ドームを架けた辰野金吾先生の、直弟子で朝鮮担当だったのだ。
天道教というのは「人すなわち天」というのが教義だそうで、万物の創造主を信じ、地球環境の全てを統制しようとか、ISOで地球上の全ての物質を分子レヴェルで管理しようという「洋学」に比べれば、「吾唯知足」の仏徒にはなじみやすそうなのが「東学」の流れだろう。しかし日本人には無さ過ぎる先祖祭りが、韓国人・朝鮮人では私から見れば旺盛すぎる。さらに信心が他のものと結びつくと碌なことはなく、朝鮮民主主義人民共和国では信徒による翼賛政党まであるらしい。こちらは「先祖祭りをしない」キリスト教に「先祖祭りをする」東学を当てようというのか、「東学農民戦争」の流れか。
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by dehoudai
| 2009-07-22 20:27
| まちづくり
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