2009年 03月 08日
熱気を動かす |
冬有難く、夏迷惑なもの、それは建物の熱気です。熱気がちゃんとしたところにあれば、快適な住まいですが、熱気が変なところにあると、住みにくい家になります。
あ、家庭内でジュビロファンとエスパルスファンが乱闘騒ぎ、なんて話は置いといて、ここでは物理的熱気の話。
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あ、家庭内でジュビロファンとエスパルスファンが乱闘騒ぎ、なんて話は置いといて、ここでは物理的熱気の話。
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by dehoudai
| 2009-03-08 14:29
| まちづくり
|
Comments(2)
暖気は上ると思ってた。階段を部屋の中に取り込んだり、大きく吹き抜けたりすると「下」が寒いんでしょ?と言われることにびびったりもした。んだが、断熱も気密も適当以上レベルで1階の暖房装置を2階であてにしようとしたら「おや?」上がってくれない。熱は空気伝搬のみならず、ということで基礎的なんだが課題多し。パッシブ換気・暖房なんぞも組み合わせるから、やや複雑なのか...。
うまくいったことも。上下30坪で階段下の床下に灯油ファンヒータ1台で極寒期の室温が20度以上をキープという住宅もできた。が、住まい手の好奇心によるところ大。
うまくいったことも。上下30坪で階段下の床下に灯油ファンヒータ1台で極寒期の室温が20度以上をキープという住宅もできた。が、住まい手の好奇心によるところ大。
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dehoudai at 2009-03-10 21:47
「雪下ろしもせんヤツが。」と笑われつつ、参考になったのはNagatamaさんの「風光塔のある家」。
a href="http://homepage.mac.com/onnn/ONN/Arch/kir02.html
心がけているのはオタクっぽくならないこと。建物と言う容易に改変できないシロモノを、オタクっぽく作り込んでしまうと、後で手を加えることが出来ない。
上手くいきそうなのは、住まい手がオタクっぽい場合。「2-3年掛けて四季の温度コントロールを試してみて。」と言ってます。
今後の課題は、人間の適応能力と如何に取り組むか。
江戸時代将軍様への御年始に、足袋が許されたのは二万石以上であり、それ以下のものは裸足にわらじ履きで、雪を踏んで登城した、というのは昔話としても、つい昨日まで、障子紙の外は外気だったのですから。人間の適応能力はたいしたもんです。
逆も又然り、な訳で、Rose BowlはTシャツ一枚でビール飲みながらでなきゃ、という米国人を笑っていると穴ふたつとなりかねません。
江戸時代の温度で暮らせば二酸化炭素の排出権は輸出できるでしょう。
a href="http://homepage.mac.com/onnn/ONN/Arch/kir02.html
心がけているのはオタクっぽくならないこと。建物と言う容易に改変できないシロモノを、オタクっぽく作り込んでしまうと、後で手を加えることが出来ない。
上手くいきそうなのは、住まい手がオタクっぽい場合。「2-3年掛けて四季の温度コントロールを試してみて。」と言ってます。
今後の課題は、人間の適応能力と如何に取り組むか。
江戸時代将軍様への御年始に、足袋が許されたのは二万石以上であり、それ以下のものは裸足にわらじ履きで、雪を踏んで登城した、というのは昔話としても、つい昨日まで、障子紙の外は外気だったのですから。人間の適応能力はたいしたもんです。
逆も又然り、な訳で、Rose BowlはTシャツ一枚でビール飲みながらでなきゃ、という米国人を笑っていると穴ふたつとなりかねません。
江戸時代の温度で暮らせば二酸化炭素の排出権は輸出できるでしょう。